ギター弦はいつダメになるのか?②錆びるとどうなる?
お疲れ様です。
日曜日も残すところあとわずかになりました。
さて、続きです。
皆さんご存知の通り、ギター弦の交換目安の一つに『錆が出る』というポイントがあると思います。
では、錆とは何でしょう?
まぁ、教科書的な話をすれば、錆というのは金属が空気中の酸素と結びついて、酸化したものですね。
錆の特徴をざっくりまとめると、
①光沢がなくなる
②しなやかさを失わせる。
③固く脆い状態になる。
この三つの特徴があるでしょうか?
ではこれがギターの弦にとってはどのような影響があるでしょうか。
そもそもエレキギターは弦の振動をピックアップが拾ってアンプに送るというプロセスが発生しています。
もっと詳しく言うと、一般的なエレキギターのピックアップは、
金属の弦が震えることでピックアップの磁場を乱し、発生した誘導起電力を出力しているということです。
この話は、しばしばエレキギターにおいては『鳴り』などは存在しないという論の原動力になっていますが、今回はその辺は割愛したいなと思います。
さて本題に戻るとして、錆びると一連のプロセスにどのような影響が表れるのでしょうか。
①磁界を乱す能力が減少する
②弦の振動のポイントが増える
この二つが思い浮かぶような気がします。
さて、話がややこしくなってきたところで続きはまた今度。
Dr.たけのこ